Aston Martin Specialist Body Repair Center
アストンマーティン・ラゴンダ・リミテッド社は、最新技術を満載したユニークな車体構造を持つエキゾティックカー・ブランドです。
最新のアルミボンデッドフレームを採用し、アルミや軽量合成素材が使用されたボディーパネルには、特殊な鈑金設備や技術が不可欠な要素となります。
V12ヴァンキッシュ以降の新世代型アストンマーティン車の修理は、特殊なサービス力を有する鈑金工場でしか対応ができません。世界中どこにおいても、特殊工具を備え、必要な研修を受けたメカニックを配備し、製造工場に匹敵する設備と技術力を提供することが、アストンマーティン車に対応するための必須条件となるわけです。
こうした事情をふまえ、当社は2003年11月にアストンマーティン・ラゴンダ・リミテッド社と契約を交わし、ボディに関する全ての修理が可能な工場として「アストンマーティン・ボディリペア・センター・カテゴリーA」の認定を受けました。
英国のサッチャムトレーニングセンターで、2004年にV12ヴァンキッシュ、2005年にDB9、2006年にはV8ヴァンテージの研修を修了しております。
2004年 V12ヴァンキッシュ
2005年 DB9
2006年 V8ヴァンテージ
▲英国 サッチャム トレーニングセンターでの様子
One-77 Advanced Composites & Compositers Repair
2009年3月のジュネーブショーで発表されたOne-77は、その名のとおり世界限定77台だけが販売されたアストンマーティンの最高峰モデルです。
ボディはカーボンケブラー・モノコックに手作りのアルミニュウム・パネルを組み合わせたもので、カーボンケブラーを随所に採用することで車両重量は1630kgまで抑えられています。
これまでも特殊なアルミボンデッドフレームを持つV12ヴァンキッシュやDB9、V8ヴァンテージの修理には特別な技術研修が必要でしたが、それに加えてOne-77では、カーボンケブラーを修理することができる技術も必要となりました。そのため、「アストンマーティン・ボディリペア・センター・カテゴリーA」の認定を持つ当社が、2011年9月に英国のSC Solution Ltd,で研修を修了し、日本で唯一カーボンコンポジットボディのne-77を修理可能なボディリペア工場として認定を受けました。
▲英国 One-77工場にて
▲英国 SCSolutionLtd,にて